馬頭観音祭り３/３１ - うしの中山志布志牧場

本来の馬頭観音祭りと違い、うしの中山グループでは旧暦を採用しています。

　天気が心配でしたが、無事執り行うことが出来ました。

「　牛達への供養・無病息災を依願　」　

畜産に携わる者がが馬頭観音様を崇める理由には、以下のような意味が含まれています。

まず、馬頭観音は仏教の菩薩の一人で、馬の頭を持った姿で描かれます。この姿は、仏教において「智慧の力」と「慈悲の力」を表すものとされています。畜産事業者は、この智慧の力と慈悲の力を持った馬頭観音によって、自分たちの仕事について深く考え、動物たちに対して優しく、そして賢く接することを願っているのです。

また、馬頭観音は、疫病や災害からの守護神としても崇められています。畜産業界では、家畜の健康や安全を守ることが非常に重要であり、このような守護神としての意味も含まれています。

さらに、馬頭観音は、馬や牛などの家畜の守護神としても信仰されています。畜産事業者は、自分たちが扱う家畜たちが健康で、病気や怪我をしないように願っているのです。

以上のように、畜産事業者が馬頭観音を崇める意味には、仕事に対する深い思いや、家畜たちを守る願いが含まれています。

　　　
　　　　赤い旗に込められる「　馬頭観世音菩薩　」という意味　　

「馬頭観音」と「観世音菩薩」は、共に仏教の菩薩であり、両者の間には密接な関係があります。一般には、馬頭観音は、観世音菩薩の一つの化身とされ、観世音菩薩と同様に、慈悲と智慧の菩薩として崇められています。

「馬頭観世音菩薩」とは、「馬頭観音」が「観世音菩薩」の一つの姿であることを表しています。この表現は、馬頭観音が観世音菩薩の一つの化身であるという考え方を表し、両者の繋がりを示しています。

また、「菩薩」とは、仏教における「覚りし者（さとりを得た者）」のことであり、悟りを開いた者が自らの功徳を利他のために捧げ、全ての生命を救済するために活動する存在です。

つまり、「馬頭観世音菩薩」という言葉は、馬頭観音が慈悲と智慧を持ち、全ての生命を救うために活動する、観世音菩薩の一つの姿であることを表しています。

　「馬頭観音祭り」で掲げられる旗には、「馬頭観世音菩薩」と記載されていることがあります。

観世音とは世界の隅々を見たり、音で聞いているという意味。